2007年01月08日

地獄の駅

 Stevenは長いこと過敏性腸症候群である。
電車で通勤するようになってほぼ全期間この病気に悩まされている。
出勤前から腹の調子が悪いことが多く、トイレに籠もっていてなかなか家を出られない。
もたもたしているうちに時間に余裕がなくなりやむなく家を出る。地元の駅に着いて電車が来るまで余裕があるとトイレに行っておこうと思うが駅のトイレは空いてないことが多い。
不安を抑えて電車に乗り込む。
車内が混雑してきてすぐ降りられないようになると不安が高まってくる。不安と同時に腹の調子も悪くなってくる。冷や汗が出て鼓動が高まる。駅に着くごとに降りるかどうか迷い、扉が閉まると降りなかったことを後悔する。便意(or不安)が抑えきれずやむなく途中下車しても通勤時間帯の駅のトイレはどこも空いていないことが多い。勤務地の新宿に着いても駅のトイレは空いていないどころか行列まで出来ていたりする。個室の中からはときとして携帯電話で話し込んでいる声が聞こえてきたりするが・・・。駅の外の公衆トイレに行ってもいつも塞がっている。
毎日薄氷を踏む思いで通勤している。腹の具合が悪いときに事故等で電車が止まって長時間閉じ込められたらアウトだと思うがこれはどうにもならない。せめて駅のトイレを速やかに使用出来る状況があればかなり安心出来そうなのだが。
 先日、御茶ノ水駅のバリアフリー化についての署名活動が報道されていた。エレベータやエスカレータがなく、病人にとって「地獄の駅」と呼ばれているそうだ。
以前、御茶ノ水に勤務していたこともあるのでこれはよくわかるが、鉄道の駅一般について個人的にはもうひとつの「地獄」も改善して欲しいと思う。
トイレの個室の数を増やすのも無理がありそうなので、個室のうちひとつは有料にして100円程度の料金を取れば、緊急の人以外は使用しないようになると思うがどうだろうか。
お金を取る機構を設置するのも簡単ではなさそうだが。(意外に過敏性腸症候群の人は多いそうなのでこれだけでは需要を満たせない可能性もあるかも・・・)
 こんど、水なしで飲める下痢止めも試してみよう・・・。
posted by Steven at 22:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記