2008年06月12日

川越散策

先週末(6/7)に友人と川越を散策した。
川越までは自転車で約1時間、東村山から北上して所沢に出て国道6号線沿いに川越に入る。
川越駅東口の交番付近で11:00に待ち合わせ。川越の観光スポットを1日で一通り回るプランだ。
まず川越駅に程近い七福神第一番の妙善寺へ行く。住宅地の中にあるが、看板があるのでなんとかわかった。
境内に人気はなかったが、本堂内で法事をしている様子なので記念スタンプを押してそそくさと次の七福神第二番の天然寺へ向かう。天然寺へ向かう道は歩道がない上に車の通行量が多く歩きずらい。天然寺も人気がなく、やはり本堂内で法事をしている様子なのでここでも記念スタンプだけ押して喜多院のある
方面を目指して北へ向かう。途中、長徳寺に行き当たったので見学する。この寺は中世の豪族で現在の地名にも残る仙波氏の館跡らしい。次に光西寺を見学した。案内板には浜田藩の菩提寺として同地に建立されたが、この藩が竹島を本拠地として密貿易を行なった科で福島に転封されたときに福島に移り、更に幕末に川越に転封された際に川越に移ったという興味深い来歴が記載されていた。
次にすぐ北の中院を見学、島崎藤村の義母のお墓があるそうだが発見出来なかった。ここで初めて観光客っぽい一団に遭遇する。
次にその北の東照宮へ、急な階段を上った先にある本堂の入り口の扉は閉ざされていた。
そのまま敷地続きの七福神第三番喜多院へ、本堂を見た後、有料の喜多院内部と五百羅漢を見学する。喜多院内部は
見学者で込み合っていて外国人観光客も結構いた。忘れずに七福神第三番のスタンプも押す。
次に川越歴史博物館へ。甲冑、武具など珍しい展示品に友人も満足していた。
その次に七福神第四番成田山へ。ここもあまり人気がない。本堂脇の池にたくさんいる亀が壮観だった。
次に西に向かい、連雀町の商店街の熊野神社を見学した後、七福神第五番蓮馨寺へ。ここは結構賑わっており、何故か中国調のBGMが流れていた。
次に七福神第七番妙昌寺へ、ここで初めて回る順番が狂う。途中で鴉山神社を見つけた。神社の脇に「羅稜王」の
字が刻まれた建造物があった。その後、やや探しあぐねたがなんとか妙昌寺にたどり着く。
ここはまったく人気がなく、スタンプも本堂からやや離れた場所にぽつんと置かれていた。
次に北に向かい、七福神第六番見立寺へ、途中の川べりでJRが線路の枕木を販売しているのを見る。見立寺も人気がなかった。これで七福神をすべて回り終えたが、スタンプラリーをしている仲間にはついに出会わなかった。
そのまま近くの菓子屋横丁へ。すごい賑わいに驚く。名産の芋菓子や巨大な麩菓子など珍しい土産物が目を惹いたが結構な値段だ。結局買ったのは納豆飴のみ。時の鐘を見て東へ、最後の見学地である川越城本丸御殿のある地域を目指す。
いい加減、空腹なので川越市役所前の蕎麦屋で昼食を摂る。このお店自体が文化財だそうだ。
川越城本丸御殿に着いた頃には既に16:00を回っていた。たいていの施設は17:00閉館で入館は16:30までのようだ。本丸御殿を見学した後、まだ時間があったので市立博物館を見学する。市立美術館は時間切れで入れなかった。
今は特別展「トリックアートの世界」を開催しているらしい。
また川越城本丸御殿は今秋から2年以上修築のため見学が出来なくなるそうだ。
次に北に向かい、氷川神社へ。17:00を過ぎかなり暗くなってきているなか、境内には敷石に沿って籠に入れた灯火が置かれ、本堂内では結婚式を挙げている模様、境内には何組かのカップルがいてなんだか場違いな雰囲気が・・・。また、境内に水流があり、そこに紙が用意されていて人形(ひとがた)流しが出来るようになっていた。ここで見学を終了する予定だったがまだ時間があるので
南下して、先ほど見学した川越城本丸御殿の前にある三芳野神社へ。「とおりゃんせ」の童謡の発祥地の碑があったが、その由来等についての説明は発見出来なかった。少し南下して川越城富士見櫓跡の丘に上ってみる。それから西に向かって18:00を過ぎた頃、再び菓子屋横丁に入るが先刻とは打って変わってほとんどの店が閉店しており、人通りもほとんどなかった。煎餅屋で焼きたての煎餅を食べて川越駅に戻り、友人と別れて家路に就いた。

posted by Steven at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記