今日は仕事で豊島区雑司ヶ谷にある法明寺の鬼子母神で祈祷をして頂いて来た。
約2年前の2月の休日に来たときは結構賑わっていたが、今回は月曜日のためか参道も境内も人影はまばらで、境内にある団子屋(?)大黒堂も閉じていた。
鬼子母神はインド神話における夜叉女のハリティで、その音を取って訶梨帝母(カリテイモ)とも呼ばれる。仏教では古代バラモン教の神々が取り込まれた「天部」の一神に数えられている。
日蓮が鬼子母神を重視したことで、日本仏教では日蓮に始まる宗派で鬼子母神が尊重されているようだ。法明寺は日蓮宗、入谷鬼子母神の真源寺は法華宗本門流でどちらも日蓮を宗祖とする宗派だ(Wikipediaで「法華宗」について調べて知ったが、「日蓮宗」と言った場合は日蓮を宗祖とする宗派のうちの1つの分派を指し、「法華宗」と言った場合は日蓮を宗祖とする宗派の総称を指す場合と天台宗を指す場合とがあるらしい。)。
鬼子母神とザクロは縁が深いが、祈祷を行った堂内の仏壇にはザクロをあしらった仏具が並んでいて、奉納されている絵馬にもザクロが描いてあるのが目を惹いた。
そういえば以前に来たときに境内の木に身を寄せてじっとしている人がいて、何かいわれがあるのかと気になっていたのだが、どうやら境内の公孫樹を抱くと子宝が授かるという伝承があるようだ。
2007年03月20日
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