きっかけはCNETのブログで紹介されていた超小型GPSデバイスだった。
一見単なるUSBメモリだが、追跡したい対象に持たせるとその移動をGoogle Earth上で見られるということだった。
サイクリングに行ったときのルートを記録しておいてあとで地図上に表示してみたいと漠然と考えていたが、この商品ならそれを実現出来そうだと思った。
早速、商品紹介ページに飛んでみると$249.99と結構なお値段で、そもそも米国のサイトなので購入するのはたいへんそうだ。
考えてみるとこちらが必要としているのは移動の軌跡を保存し、それをPCで利用可能なデータとして転送する機能を持つ携帯可能な機器で、カーナビのように地図も表示出来れば尚良しという感じなのでそのような機器は既に存在していそうなものだ。
早速検索してみるとハンディGPSが登山、釣り、バイクツーリング、サイクリング等で使われていて、軌跡=トラックログを取得してPCの地図上に表示するという使い方も一般的なものであることがすぐに判った。
GARMIN社の機器がスタンダードの位置を確立しているようなので同社の商の販売サイトに足を運ぶ。
軌跡が取得出来て、座標や詳細な地図が表示出来て、出来ればカラーで・・・などと期待して見に行くと拍子抜けした。
前記の条件を全て満たす機種は10万円を超える。
GPSは大雑把に言って地図の表示の有無、カラーかモノクロか、英語版/日本語版といった要素で差別化されていて、日本語版でない場合は詳細な日本の地図が表示出来ないようだった。
当初の目的であるトラックログの取得から言えば、2万円台までで地図表示なしでモノクロ英語版の機種を購入するのが賢明と思われたが、やはり出先で現在地の地図が表示されないのは味気ない。
そこで思い切ってモノクロ・英語で比較的安価な3万円台の機種を買おうとも思うが、地図を表示出来る機種を買うのなら詳細な地図が表示出来る日本語版の方が良いように思われる。
モノクロ日本語版のレビューなどを見るとどうも発売されたのが大分前らしく、かといってカラー版は手が届く値段ではない。
そこで地図ありのカラー英語版ということになった。どうやら英語版用の日本の詳細地図も発売されているらしい(今のところ買う予定はないが)。そして価格と機能のバランスを考えて「eTrex Legend Cx AP(アジアパシフィック)版」をiiyo.netさんで注文した。
新しい物を買うとなかなかラフな使い方を出来ない性質なので当然のごとく液晶保護フィルムも買ってしまう。
思い立ってからここまで1週間かかった。
2006年06月24日
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